2014年1月11日土曜日

FOR WHAT??


自転車組み上げの際に立ちはだかる難問、ホイール組み。
実際、ホイール組みって思ってる程簡単な物ではありません。形にするだけでしたら見よう見真似でできるかもしれません。しかし、車種、用途によって組み方を変えたり、組んでる最中もスポークの馴染みを取ったり、パーツの組み合わせによってはスポークの長さをカットして新たにネジ山を作る等…色々と手間が掛かる作業です。
ライダーの乗り方によってスポークの張力を変えたり、組み方を考えてあげると、緩みが出ずらかったりもします。組み始めのスポーク一本一本にちゃんとグリースを塗ってあげるのも大切でしょう。手に伝わる締め付け感が全然違います。ニップルにオイルを吹き付けたりもありますが、やはり手間ですが、グリースを直に塗り込んであげた方が確実でしょう。そして、スポークや、ニップルにも、良し悪しが出てきます。リムとスポークの相性も非常に大切で、リムが丈夫なほどスポークに負担が掛かります。状況を見て最良の物を選べたらと思います。
BMXホイールに関しては何度もスポークの馴染みを取りながら、振れを取り、テンションを確実に増やしていくと激しいライディングでも振れが出ずらく、良いと思います。ライダーによってはITA組み、JIS組みを使い分けてあげたりと。因みに僕のバイクの後輪は逆ITA組み。今までの経験上スポークが折れにくいという結果から。そこは経験や考え方によって違いがでてくるので、車種によって、向き、不向きのあるのがホイール組み。やはり相談が必要だと思います。
是非足廻りはしっかり組んでみてください。特にロードバイクや大口径車種は自転車の進み具合が変わると思いますよ!ホイール組みの際にハブメンテナンスもしてあげられると更に良いでしょう。
当店でのご依頼、工賃に関しましては状況によって変わりますのでお問い合わせください。

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